【GANTZ】そうだ、オレは強い。

がんつ観て来ました。公開日直前に姉が集英社の試写会を当ててくれたのでそれも合わせると今日までに計5回がんつの世界に浸っています。前売りがまだ残っているのでまだまだ転送される予定ですが、がんつ熱が絶好調のうちに感想をしたためようと思いやってきた次第です。ねたばれていますのでこれから観に行くんだけど!の方とと過激な発言(笑)の数々お気をつけ下さい。






さて試写会に参加させて頂いた訳なのですが如何せん映画館の様な設備の整った場所での上映では無くお世辞にも良いとは言いがたい音響とスクリーンで拝見したので、8割方暗闇の画が多いシーンで何が起こったのかを細かく見ることが出来ず。初日に大きなスクリーンで見た時の星人や人間たちがグシャっと爆発する音や血の流れる音、冒頭の車庫での残虐シーンの迫力ったらもう。言葉に言い表せないくらい興奮しました。グロいシーンを眼鏡顔面に強く押し付けて視界くっきり+ポップコーン頬張りながら見つめている私は何かが間違っている気がしないでもないのですが。あのシーンでふと我に返ると二宮さんがHで仰ってた「女の子には怖いとかきもちわるいとかそういう気持ちにもなってもらわないと世の中おかしくなっちゃうよねえ」という台詞が木霊するのでした。二宮さん、わたしはそんなあなたの生首が見たかったです。なぜギュインギュイン転送されたし。期待したら二宮さんの開いた瞳孔だったし。しかし車庫でのシーンで一番いいなと思ったのは加藤さんの衣服が白色という事でした。殆ど黒一色の世界で唯一くっきり見える星人の血と人間の血が混じりあった加藤さんの白い服っていうのがいい。綺麗なものが段々染まっていく感じもいいし、血を流す星人もいい(そういえば星人の中で血が流れるのはネギ星人だけですね)。
ところどころに笑いがスパイスされているのも救いですね。田中星人に追っかけられて「ちょちょちょちょちょちょtt」とか。ガンツ玉の音無き文字には変に笑いのツボを押えられコーラ<ブッフォッッてなりました。田中星人との激しい戦いに手足取れちゃった人も居るのに「いたの?」「いたね」は超センスあると思います。アアアア!そう!その手足取れちゃったくろのくん何度観てもあのシーンはハァァァンとさせられます。真顔で言ってます。自分でも大分可笑しいと感じているので大丈夫です。自覚症状あります。あんなに綺麗に吹っ飛ぶもんなのかしら…近くに破片も落ちてないしと毎回目凝らして観察してしまいます。同じくおこりんぼう星人に太もも刺されてウウウウウッて床這い蹲ってるくろのくんにもハァァァン。加藤さんが引き摺ると血が床にべっとり付くシーンがいちばん悶えました。正直言うとかわいい。血糊べっとりなにのみやがかわいい!綺麗なものや可愛らしいものが壊されていく姿がすきなのですがモジモジ………くろのくん!たらっと垂れた鼻血がイイネ!はぁはぁ!(※このタイミングで言っても説得力ZERO)
二宮さんに関しては地下鉄で電車待ってる姿を観ただけで「わっくろのだ!」と思いました。眉間の動きや目の動きが好きだと思うと同時に細かい演技をしているんだなと改めて二宮さんの自然な演技の凄さを思い知らされました。避妊具とティッシュ箱持っておろおろしてる普通の男の子な面も微笑ましかったです。さて原作を5巻までしか読んでいない私にとっては謎だらけでしたけれども、二部の期待が非常に高まった作品でした。若干エログロ要素が物足りないと思ってしまったのですがPG12という制限の中でどこまで盛り込むかって難しいのかな。兎にも角にも早く二部が観たくて仕方ないです。もう明日くらいに公開してしまえばいいのに。