思い出のアルバム。

“そんな顔するなよ”と。次元の言葉がこの番組の姿を表しているんだろうなと思ってからの30分間は笑いと涙が止みませんでした。いい最終回でした。8年間のうちの6年間見続けたあらしの姿が昨日のそこに変わらずありました。しかし8年前から深夜で培った力が蓄積されたあらしに寂しさよりも安心が感じられるのは、まさに変わらない進化を遂げたあらしがいるからなんだと思います。


あいばくんが風船で空を飛んだあの放送回。私が初めて深夜のあらしに出会った瞬間でした。野球延長で放送が何分も遅れ家族が寝静まる中テレビにイヤホンをぶっ刺して笑い声を堪えながら視聴したり、録画確認の為にわざわざ放送終了後時間に起き上がったり、火曜日が常に寝不足だったり、当時のVHSが擦り切れるまで何度も巻き戻したり。今考えるとなんて必死になっていたんだろうと思うけれど大切な思い出です。そんな時にDが終わりGが終わりその度に今と同じ悲しみを感じて今の宿題くんが始まり。数えれば不満に思う回なんて幾らでもあったけれども、それ以上に笑顔が宝石のようにきらきらしています。蘇ってくるのが5周年のときにあらしが番組で用意してくれた大きなケーキを囲んで笑い合っている姿。あいばくんが「みんなこの番組がどうやって始まったか覚えてる?」と思い出に涙を溢れさせて“毎日楽しいよ”の一言にぱっと咲いた笑顔。たかがテレビ番組。でもこんなに愛に溢れた番組私は初めて見ました。宿題くんの3年半をあわせた8年にさよならを言わなければいかないのは涙が出るほど寂しいけれど。「いってきます」の一言で新しい場所へ歩むあらしの背中は最高にかっこいい!だから新番組もきっと大丈夫。最後は私も笑って手を振りたいです。


スタッフさんにナレーションの小林さんに小倉さんに、そしてあらしに、長い間ありがとうございました。いつかまたどこかで同じチームでいいものが作れる日がくることを祈りつつ。沢山がんばったね。本当に本当にお疲れ様でした。その時まで、おやすみなさい。